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Level: 91
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時間: 日 10月 14, 2007 10:34 am 題名: 災厄の存在〔燐峰〕 |
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『燐峰伝説』
最近、子供達が謡うわらべ歌に、耳を傾けたことが
あるじゃろうか?
路地裏で、手まり唄の節にのせて謡われる、
あの唄を?
『ミトスノ
ゼツメツニヨリ
デンセツハヨミガエル』
それは≪燐峰伝説≫、
誰もが知る(しらねぇよww)おとぎ話、
枕元で語られる昔話のたぐいじゃ。
しかし、ワシは断言しよう
これは予兆である、と。
世界の変化に一番最初に気づくのは、
例外なく子供じゃ。
彼らこそ、このよのひずみを敏感に察知しうる。
ワシは、この地に伝わる様々な知識を集め、
それを伝えるべき者に伝えておる。
しかし、自体は予断を許さぬ
ワシはここで、『狩りに生きる』の紙面を借りて、
≪燐峰伝説≫の最も代表的な形態を
紹介しようと思う。
ただし、この≪燐峰伝説≫は、
各地方によって変化が大きく、隣り合った地方でも
節も詩もまるで違うことさえある。
したがって、これはあくまで代表的な
一形態に過ぎないということを
あらかじめご了承していただきたい。
≪燐峰伝説≫
数多のPKを駆逐せし時
伝説はよみがえらん
数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時
彼の者はあらわれん
土を焼く者
鉄【クロガネ】を溶かす者
水を煮立たす者
風を起こす者
木を薙ぐ者
炎を生み出す者
その者の名は 燐峰
その者の名は 宿命の戦い
その者の名は 避けられぬ死
喉あらば叫べ
耳あらば 聞け
心あらば 祈れ
燐峰
天と地を覆いつくす
彼の者の名を
天と地を覆いつくす
彼の者の名を
彼の者の名を |
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